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商品先物との出会い


商品先物との出会い
 私には、従業員10人以上雇い「社長」と呼ばれていた時期があります。バブル全盛期の時である。仕事も順調で、20代で月収80万円前後稼いでいました。度々、求人広告を出していたため、求人以外の変な勧誘の電話が良くかかってきていました。この時に某取引会社からの勧誘を受けました。
 豊田商事事件が記憶に新しかったため、外務員に「豊田商事と同じじゃないか?」と断り続けていたにも拘らず、最終的には根負けした形で取引を始めました。
 知識ゼロで、頼れるのは外務員だけと言う状況です。当然、大負けしました。全財産を失い、会社存続が不可能になり、規模を縮小しながら半年後に廃業しました。バブル全盛期に、地獄を体験しました。
追証、追証、またまた追証!!
 満玉での追証の連続は、正直きつかった。やけくそになりながら、「これだけ下がれば必ず上がる。頼むから上がってくれ。」と祈りながら仕事をしていました。外務員が、「底値の底値だから、上がります。」と言っていたため、当然上がるものだと思っていました。
 しかし、翌週に再び悲劇が・・・・・!!
気が狂いそうになった一言
 ほぼ無一文状態になってから約1週間後、外務員ではなく支店長から電話がかかってきました。「追証です。追い証拠金を入金してください。」
 入金する資金が無く、私の初めてのトレードは、大負けで終わりました。